クソゲーレビュー動画はなぜ話題になるのか【流行る理由とヘイトの理由】

クソゲーレビューはなぜ話題になるのか

こんにちは、ゲーム大好き一般男性のまことです。

 

今回は巷で話題になっているクソゲーレビュー動画について

なぜ、クソゲーレビューは話題になるのか

というテーマで私見を記事にしました。

 

この記事で指しているクソゲーレビュー動画とは

今YouTubeで話題になっているクソゲーの第三者レビューをまとめた動画の事です。

 

今回、記事の焦点となるのは以下の2点になります。

  • クソゲーレビューが流行る理由
  • クソゲーレビューがヘイトを集める理由

 

この記事によって、クソゲーレビューについての知見を深める事で

なぜクソゲーレビューが話題になるのか、要点を理解する事ができます。

 

クソゲーレビューが流行る理由

なぜ、これほどクソゲーレビュー動画が流行るのか

3日間ほど考えました。

その結果3つの理由に行き着きました。

  1. 視聴者のニーズを満たせているから
  2. 参入障壁の低さ
  3. 通常のレビュー動画よりも生産効率が良い

理由を順番に説明していきます。

 

視聴者のニーズを満たせているから

まず日本のゲームプレイヤーの多くはライトユーザーです。

深くやり込んだり習熟に時間のかかるゲームや

責任の比重の大きいゲームはあまり好みません。

 

そのため取っ付きやすく、皆がやる話題作をやる、という傾向が強いです。

ゲーマーだけど話題作しかやらない、という人も珍しくありません。

いつの時代もユーザーの数こそが正義だと思います。

 

そして、こういったユーザーの多くは

とにかく消費出来るコンテンツを求めています。

 

どういったコンテンツが好まれるかと言うと

 面白そうな話題 ✖️ わかりやすさ ✖️ 思考を必要としない

こんなコンテンツが好まれます。

 

これこそが視聴者のニーズとなります。

そして好まれるコンテンツの特徴をクソゲーレビューに当てはめるとこうなります。

面白そうな話題

ゲームは好きだが、興味が無い or 買う予定の無いタイトルの酷評

芸能スキャンダルと同じくネガテイブな話題は注目されやすい

 

わかりやすさ

アマゾン等のレビューの中から表現が過激だったり鮮烈な意見

数多くの中から秀逸なコメントをピックアップするのでわかりやすく面白い

 

思考を必要としていない

基本的にやらない、どうでもいいゲームの話なので買わないという前提がある

そもそも購入を吟味していないため、思考を必要としない

 

整理して書き出すと非常に視聴者のニーズにマッチしていますよね。

一言で言えば「なんとなく見ていられる面白い動画」を求めています。

 

ここまでで、とても偉そうな事を書いていますが、決して筆者もこの例に漏れていません。

皆と同じ様に、話題作をプレイし、数多のコンテンツを消費し続けてきました。

変わっているのは対戦ゲームで負け続けてもを怒りと憎しみで

やり続ける事くらいでしょうか、さて話を戻します。

 

参入障壁の低さ

続いての理由は上記の視聴者のニーズから来る、参入障壁の低さです。

 

先述した通り、視聴者は皆

「なんとなく見ていられる面白い動画」を求めています。

つまり、視聴者はそこまで情報に厚みを求めていません。

 

このゲームの実はこんな良い所もあるんだよ、とか

こんな遊び方もあるとか、情報として有ってもいいのかも知れませんが

必要不可欠な要素ではありません。

 

なぜなら、この動画を見に来る視聴者は、購入を吟味するために見ていないからです。

クソゲーレビューを見ても見なくても、購入しないという人が殆どです。

 

今、その時に面白いと思えれば良いのです。

そのゲームにどんなクソさがあるのか、にしか興味がない。

 

通常のゲームレビュー動画では、面白いポイントや見どころなど

推せるポイントを出来るだけ、探さなければなりません。

ゲームの魅力を知りたい視聴者は、購入を吟味していたり

少なくともそのタイトルに興味がある人ですからね。

 

クソゲーレビューならば、クソなポイントを淡白に羅列していけばいいので

そのゲームの知識が殆ど無くとも簡単に動画を作っていく事が出来ます。

 

この淡白な情報を羅列していくだけで良い、というのはコンテンツを生産する上で

非常に重要なポイントです。ここで大きく参入障壁が下がっていると言えます。

 

通常のレビュー動画よりも生産効率が良い

情報が淡白でも視聴者のニーズが満たせるので再生数が上がります。

むしろその淡白さが良いとさえ言えます。

 

そして情報に厚みが必要ないと解れば、当然効率化を図ります。

前提として発信者は皆、収益を意識しているので当然の流れです。

 

すると情報量が少なくても良いので

ゲームレビューにおいて最大のコストである

ゲームプレイを削減する事が出来てしまうんですね。

 

TwitterやAmazonレビューの評価を

纏めるだけの情報でも、視聴者ニーズを満たせるので

わざわざ「ゲームソフト代」と「プレイ時間」という、コストを支払う必要がないんです。

 

もちろん全てのクソゲーレビューが、この方法を取っているわけではありません。

ですが、この方法でも十二分にニーズを抑えた動画を量産出来ます。

 

メカニズムを追求すればする程、再生数を上げるという視点で見れば

クソゲーレビューは非常に魅力的な方法になっています。

 

クソゲーレビューが流行る理由のまとめ

流行る理由を説明しました。

 

流行る理由は、クソゲーレビューのメリットと言っても差し支えないでしょう。

視聴者ニーズを抑えた動画を、誰でも簡単に、低いコストで生産できるんです。

クソゲーレビューが流行るのも納得です。

 

デメリットとしては参入障壁の低さから競合しやすい、という所でしょうか。

競合が増えた場合は情報の厚みで勝負するというよりは、情報の早さで勝負する事になりそうです。

 

ビジネスモデルとしては、ブログでいうトレンドブログの様なイメージが近いかも知れません。

もしも、参入を検討されている方がいたら急いだ方が良いでしょう。

 

クソゲーレビューがヘイトを集める理由

ではクソゲーレビューはなぜ問題になるのでしょうか?

このテーマではゲームブロガーのKENTさんの記事を参考に私見を織り交ぜています。

クソゲーレビューまとめ動画がYouTubeで盛り上がることでの問題点【追記あり】

 

こちらも3つの大きな理由に行き着きました。

  1. 本質の違いからヘイトを集めやすい
  2. 動画を鵜呑みにした視聴者がゲームを買わなくなるという懸念
  3. 状況を見たゲームメーカーが予期せぬ行動を起こす可能性がある

それぞれ説明して行きます。

 

本質の違いからヘイトを集めやすい

通常のゲームレビューでは実際にゲームを購入して、ゲームプレイをして

良かった点、悪かった点を自らの意見として、挙げていくというのが基本スタイルです。

その本質は「ゲームに対する自らの評価の発信」です。

 

クソゲーレビュー動画では、ゲームプレイを殆どする必要が無いため

自らの意見ではなく、第三者の目立つ意見をまとめるというスタイルが多く見られます。

こちらの本質は「ゲームに対する第三者評価の共有」です。

 

両者の大きな相違点は発信者の意見があるかどうかです。

情報の発信において、発信者の意見というのは非常に重要になってきます。

 

発信者として意見を述べるという責任を、実質的に負わなくて良いという部分も

クソゲーレビューに対して、ヘイトを集めるポイントになっています。

本質的に混ざり合うことのない両者なので、摩擦が生じるのは必然です。

 

動画を鵜呑みにした視聴者がゲームを買わなくなるという懸念

クソゲーレビュー動画によって、ネガティブな情報が先行してしまい

その結果正しい評価が下されず、風評被害が起こるのでは無いかという話です。

 

この懸念もクソゲーレビューにヘイトを集める大きな要因となっています。

ゲーム業界を揺るがす程の、大きな影響が出たら

それが原因で、ゲームというコンテンツそのものが衰退してしまう可能性もあるからです。

 

しかし、この懸念については、よほどクソゲーレビューが影響力を持たない限り

大きな風評被害が起こる可能性は低いと筆者は思っています。

 

大きな風評被害が起こる可能性が低いと思う理由は2つあります。

  1. 先述した通り視聴者は購入をそもそも吟味していない
  2. クソゲーだったとしても売れるゲームは売れる

 

1つ目の理由については前半部分で記述しているので割愛します。

 

2つ目の理由ですが、クソゲーだったとしても売れるゲームは売れています。

クソゲーでも売れるから「キャラゲーはクソゲー」という定説が成り立ちます。

また、クソゲーだったとしても愛されるケースもあります。

発売前にどれだけクソゲーだと騒がれようと売れるゲームは売れるんです。

 

実例としてGUNDAM VERSUSというゲームがあります。

前評判からクソゲーだと聞いていましたが、筆者はそれでも購入し

プレイした所、想像を絶するクソゲーでした。

クソゲーレビューまとめ動画でも、実際に登場する正真正銘のクソゲーです。

 

クソゲーだと分かっていましたが、シリーズファンなので購入をしました。

この様に本当に気になるタイトルなら、評判関係なく購入する方は少なくないんです。

 

しかし、サンプルが筆者の話だけでは足りないと思いますので

エクストリームバーサスシリーズ2作品分の発売週売り上げを調べました。

  • GUNDAM VERSUS  12.3万本
  • 機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON  12.3万本

 

ガンダムプレイヤーからしたら驚くかもしれませんが

前評判からクソゲーだと言われており、実際色々とクソゲーだったGUNDAM VERSUS

現行稼働しているエクバ2のインフレ具合に疲れ、安らぎ求めるガンダムプレイヤーに

神ゲーと称されるEXTREME VS. マキシブーストON発売週の売り上げが同じなんです。

 

あくまで初動だけの話ですが、この後に差が出たとしても

クソゲーレビューの風評被害だというには

クソゲーレビュー動画に余程の影響力がない限り難しいです。

 

こういった事実から余程の影響力をクソゲーレビュー動画がもたない限り

実際に数字に現れるほどの風評被害が出る可能性は低いです。

 

もしも特定のタイトルに風評被害が出たと分かるほどクソゲーレビュー動画が

影響力を持ったとすれば、法的措置を取られる事になるかと思います。

 

そうなれば、ゲーム業界よりも先にクソゲーレビュー動画が衰退する事になるでしょう。

法的措置が取られる可能性の根拠については後述します。

 

状況を知ったゲームメーカーが予期せぬ行動を起こす可能性がある

クソゲーレビューがヘイトを集める理由について

一番大きな理由は間違いなくここでしょう。

 

現在はゲームメーカーが黙認しているからこそ、

各種ゲームレビュー動画やプレイ動画の投稿可能になっています。

 

しかし、クソゲーレビューが盛況だという状況を知った

ゲームメーカーの対応次第で全ての活動継続が難しくなる可能性があります。

 

ゲームメーカーの対応として想定出来るのは以下の三つです。

  1. ガイドラインの変更や二次創作物に対する規制強化
  2. 引き続き黙認
  3. 過激表現がなされている動画に対する法的措置

 

ガイドラインの変更や二次創作物に対する規制強化

インパクトが大きいので可能性は低いですが、もしも実現した場合

コンテンツ制作の敷居が上がる事は、まず間違いありません。

ゲームレビュー界隈だけでなくVtuberなどの配信界隈にも影響が出るでしょう。

 

引き続き黙認

あくまで私見ですが先述した通り、売り上げに

影響が大きく出る程の事態が起こる可能性は低いので

黙認の可能性も十分あります。

 

過激表現がなされている動画に対する法的措置

黙認でなかった場合に一番可能性が高い選択肢はこれです。

全てに対応するというのは想像しづらいので

恐らくは「見せしめ」のために数件に対して措置を行い

抑止力にするといった具合でしょうか。

 

法的措置なんてあり得るの?という方もいらっしゃると思いますので

参考のために任天堂のガイドラインを引用します。

任天堂は、違法または不適切な投稿や公序良俗に反する投稿、このガイドラインに従わない投稿に対して、法的措置を講じる権利を保持しています。

Q11.「違法または不適切な投稿や公序良俗に反する投稿」には、どのようなものが含まれますか。
A11.「違法または不適切な投稿や公序良俗に反する投稿」には、以下のものを含みますが、これらに限定されません。
各国の法令に違反するもの
任天堂の知的財産権を侵害するもの
任天堂の商品またはサービスの正常な動作を妨げたり、安全性を損ねたりする行為
不正にコピーされたゲームソフト、改造されたゲームソフト、任天堂の許諾を受けずに任天堂の著作物を利用して制作されたゲームソフト、または不正に入手されたゲームソフト
チート、クラッキング、不正アクセス、技術的制限手段の回避、不正な改造またはこれらを可能にする物、ツールもしくはサービス

出典:ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン

 

A.の一行目に含まれる「これらに限定されません。」という文章から強い圧を感じます。

 

上記の様な予期せぬ事態を引き起こす可能性があるという事が

クソゲーレビューが問題となる最大の理由言えるでしょう。

 

クソゲーレビューがヘイトを集める理由まとめ

クソゲーレビューがヘイトを集める理由を説明しました。

 

収益性だけを追い求めるのであれば

クソゲーレビュー動画は非常に優れていると思います。

 

しかし、ゲーム系のコンテンツクリエイター全員に影響が出る可能性のある動画を

他人の不都合を顧みず、私腹を肥やすために投稿している人間がいるとなれば

ヘイトを集めるのも納得です。

 

やっている事は迷惑系YouTuberと同じようなものです。

周りの人間にとって不都合になることを動画にしているわけですから。

ゲームレビューに真剣に取り組んでいる人ほど憤るのも無理もないと思います。

 

最後に

今回の記事はクソゲーレビューが

なぜ話題になるのかと言ったテーマで

 

クソゲーレビューの流行る理由と

クソゲーレビューがヘイトを集める理由についてまとめました。

 

色々と書きましたが

クソゲーレビュー投稿で収益を上げても、個人的には別に良いと思っています。

時代的には稼いだ者勝ちといった感じなので。

 

ただ、冷静に分析してみると先述した通り

参入障壁の低さから、トレンドブログの様にスピード勝負になります。

 

さらに過激が行きすぎれば、法的措置を取られる可能性も考慮すると

リスクが割りに合わず、長く稼げるコンテンツではない様に思います。

 

そして動画投稿者は人気商売なのに、一定数の人間からヘイトを買う

というポイントも、あまり得策ではないです。

 

普通に配信活動しててもアンチは付き物ですが

それよりも多くアンチが付くと思います。

 

お金を稼ぐのって楽じゃないな、と改めて思った筆者でした。

 

最後の最後に

最初ははクソゲーレビュー話題だなーと思って

軽い気持ちで書き始めたのですが、問題がデリケートすぎて

気がついたら記事の構成決めるのに三日記事を書くのに二日かかっていました。

 

正直、テーマがテーマなので炎上するかも…と思っていますが

個人的に今の全力で書いた記事なので、炎上したとしても後悔はないです。

筆者の思慮が足りなかっただけの話ですから。

 

ただ、せっかく時間をかけて書いた記事なので

反応はどうあれ、多くの人の目に止まると嬉しいので

願わくば拡散頂けると幸いです。

 

普段は広告貼ったりしてますが

この記事には広告貼ってないので、そこら辺も安心です笑

では今回はこのへんで。